新宮観光協会

鯨山見跡(日本遺産 鯨とともに生きる) くじらやまみあと (にほんいさん『くじらとともにいきる』)

捕鯨文化を伝える文化遺産

新宮市をはじめ熊野灘沿岸の地域では、江戸時代初期から古式捕鯨が始まり、今でも捕鯨にまつわる文化を色濃く残しています。こうした熊野の捕鯨文化を伝える一連のストーリー『鯨とともに生きる』が、2016年の4月に文化庁が認定する日本遺産に登録されました。
新宮市内の熊野古道・高野坂には、山の上から沖合を回遊する鯨をいち早く発見し、それを漁船に伝える役割をになった「鯨山見跡」が残されています。ほかに三輪崎漁港では毎年9月に鯨を獲る様子を踊りに仕立てた「三輪崎の鯨踊(和歌山県無形民俗文化財)」が披露されます。熊野信仰をたどる散策をしながら、この地域の捕鯨文化にも触れてみてください。

歴史民俗資料館の展示コーナー

三輪崎で営まれていた捕鯨の写真等を展示しています。

鯨山見跡からの眺望

高野坂の途中には鯨山見跡が3ヶ所あります。

羽指中建立の石祠

古式捕鯨の羽指(はざし)と呼ばれる海中で鯨にロープを括る人たちが建立しました。

住所 和歌山県新宮市三輪崎 [Google Maps]
電話番号 0735-23-3333(新宮市商工観光課)
営業時間 散策自由
駐車場 なし
無料Wi-Fi なし
トイレ なし
休憩所 なし
おみやげの販売 なし
交通アクセス 鯨山見跡:JR三輪崎駅から高野坂登り口(三輪崎側) 経由10分