新宮観光協会

世界遺産「熊野古道」小雲取越

熊野本宮大社を目指す尾根道ハイキング

小雲取越と大雲取越の中継点・小口で一泊し、熊野本宮大社に近い請川を目指す山道。大雲取越とは打って変わって、杉と檜が混生する比較的自然林に近い森の中を歩きます。アップダウンの激しい箇所はあるものの、途中、絶景ポイントの百閒ぐらなどもあり、全体的に快適な尾根道ハイキングが楽しめます。

コース順路(道中のおすすめスポット)

小口自然の家で一泊

大雲取越と小雲取越の中継地にある宿泊施設。廃校を利用した施設で、山登りの疲れを癒やすゆったりとした風呂と客室が特徴。キャンプ場も併設し外国人客に人気。

このスポットを詳しく見る
所要 約20分 徒歩

小和瀬渡し場跡から山道へ

小口自然の家から約1km舗装路を歩き、小口川に架かる橋を渡り登山道へ。橋のたもとにはかつての渡し船の跡地を見ることができます。

所要 約80分 徒歩

上り坂を制覇して桜峠に到着

小和瀬から桜峠まで延々と続く約3kmの上り坂は小雲取越最大の難所。途中、桜茶屋跡で休憩をはさみ、ようやく到着する最初の峠です。

所要 約45分 徒歩

静かに佇む賽の河原地蔵(さいのかわらじぞう)

桜峠から約40分。多少のアップダウンはありつつも、比較的歩きやすい林道が続きます。石堂茶屋跡を過ぎると、賽の河原地蔵に出会えます。

所要 約45分 徒歩

百間(ひゃっけん)ぐらから熊野の山々を一望

林道交差を過ぎ登り坂をしばらくを歩くと、突然視界が開ける小雲取越一番の景勝地。遥か遠くまで山々が折り重なる「熊野三千六百峰」と呼ばれる景観は圧巻です。

所要 約1時間35分(請川バス停) ・所要 約6分バス(請川→川湯温泉)

川湯温泉で旅の疲れを癒やします

なだらかな坂を下ってゴールに請川に到着。そこからバスに乗って世界遺産の温泉地・川湯温泉へ向かい、ウォークの疲れを癒しましょう。